XTZ125 リアサスプリロード調整の話
急がば回れ、どうもkEnNeです。
今回はリアサスプリロードの話です!
XTZ125さんのリアサスは初期設定でも
固めのセッティングになっています。
固めと言っても、いわゆるオン寄りの
セッティングで、オフロードを走るにしては
固めであるという事です。
実際、林道を走って硬い柔らかいの違いを
感じる事はないのですが(そら違いを知らないからね)
友人のオフ車のサスが柔らかかったので、
調整に踏み切った訳です。
早速ですが、調節して行きます!
XTZ125のリアサスプリロードは、
特に分解せずに車載のレンチを用いれば
調節可能らしいですが、あまりにも
やりづらいので、左側面の
バッテリーボックスを外して作業を行います。
さて、バッテリーボックスを取り外した所で
レンチを用いて、時計回りに回します!
硬ッ!
ナニコレ!?ビクともしないんですけど!?
固着してるの!?いやでも5000kmだよ!?
うーん……
こういう時は、落ち着いて調べます。
なるほど、車載のレンチは貧弱貧者ゥ!
なのか。
という事で、家の工具箱からウォーター
プライヤーなるものを持ってきました。
名の通り、水道管とかで使うっぽいです。
いざ!これでぶん回すぜ!
は?
なにこれ?
回すスペース無いんですけど
ていうか言うほどガッチリ掴んでくれないんですけど。
あーこりゃダメだな
そう。こういう時こそ急がば回れ。
なぜ硬いのかをしっかり考えるのだ……!
そうか!
ジャッキアップだ!!!
そのままの状態だと、タイヤが地面に接地して
サスが縮んでいる=サスに力がかかっている
だから、ビクともしないんだ!
と言う仮説を立てて、いざジャッキアップ!!
(あくまで、リアサスにテンションをかけない為
のジャッキアップなので、スイングアームに
引っ掛けて持ち上げるタイプのジャッキアップでは
効果がありません。)
あっさり回りました。
楽しいぐらいに回りました。
という事で完成!
しかし、リアサスのプリロードを
最弱にしたので、リアが下がり目になります。
なので、それに伴って、フロントフォークの
突き上げを行います。
だいたいこれぐらいにしておきました。
注意として、突き上げ作業は
片フォークづつ緩めなければ、なりません。
じゃ無いとトップブリッジが一気に
落ちちゃうよ!!
あとは一通り戻して終了。
プリロード調整とフロントフォーク突き上げで
車高が下がる=足つき性の向上が見込まれる
らしいですが、あまり体感できませんでした。
(おそらく、タイヤ交換も行なったので
外径が大きくなった分が帳消しになったのでしょう)
シート高を下げるのであれば、
この作業に加えて、アンコ抜きをした方が
良さそうですね。
走った感想は、まだ走っていないので今度
レビューします。ただ当たり前ですが、
プリロード調整は、サスペンションをやわらく
したわけではなく、初期縮みを少なくしただけ
であって、絶対的に柔らかくなったわけでは
ありません。サスペンションストロークが増え
使える領域が増えたと考える方が良いかと
思います。
そんな違い、俺に分かるか
分かりませんけどね!?